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【数学】三角関数とその使い道

本ブログの御訪問ありがとうございます。
機械設計をやっていますT.surfと言います。

 

機械設計をやっている管理人が
本記事で、以下をわかりやすく解説します。
【数学】三角関数とその使い道

 

⇩本記事を以下の方におススメです⇩


 

三角関数て何だよ
何に使うんだよ

 

 

⇩本記事を読むと以下が わかります⇩

管理人T.surf

三角関数の概要と
三角関数の
使用用途を解説
します。

 

 

三角関数とは

三角関数とはある角度によってできた
直角三角形の辺の比です。


ある角度Θの角度を持った半径rの角度線と
円の交点(交点1)から垂直にy軸辺を下ろします。

中心線とy軸辺が交わる点(交点2)までの
線がx軸辺となります。

すると、直角三角形ができ以下の三角関数ができ
以下の三角関数が成り立ちます。

  • SIGNθであれば半径÷y軸辺
  • COSINθであれば半径÷x軸辺
  • TANGENTθであればx軸辺÷y軸辺

 

上記の式で分かる通り
長さを長さで割った比なので
単位は無次元です。

 

 

一体何に使うんだ?

管理人は機械設計者ですので、
この分野限定で話しますと、例えば強度計算などです。

 

重量物を以下のように斜めに固定した場合、
このままでは強度計算できません。

力は斜めにした場合ブラケットに掛かる力は
三角関数により以下のように分解されます。

これで圧縮荷重、曲げ荷重として分解され、
それぞれで計算可能となります。

 

機械設計において三角関数を使用する場面は
そこそこ多く必須となります。 

 

ボールねじを使った
モーターのトルク計算式にも応用されています。

 

その他にも
さらに三角関数では波動の状態を計算式にすることが
可能なため、電気の技術職でも必須です。

 

 

三角関数に関する議論

大人の中には、

 

三角関数は大人になって
使う機会が
ないから学ぶ必要がない

と言っている人がいますが

それはたまたまその人がそうなだけであって、
技術職自体レアな職業でもないので
意味がわかりません。

 

学校で学ぶ勉強なんて、
使う人は遣うだろうし使わない人は全く使わない

そんなもんですよ。

 

それを言ったら管理人にとって
歴史の授業は何の役にも経っていませんが、
管理人は歴史は必要ないとは思いません。

 

私が使用しないだけで、
社会学や経済学など歴史から学び現代の問題点を
指摘し改善するという大切な役割があります。

 

なので、自分にとって

  • 必要か必要ではないか?
  • 生産性があるかないか?

で、ものごとの価値を判断することを
野蛮といいます。

 

管理人は当初技術職ではありませんでしたが、
とある事情により機械設計職に転職しました。

長い人生 何があるのかわかりません。

 

 

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