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【数学】χを求める方程式の基礎と考え方

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機械設計をやっていますT.surfと言います。

 

機械設計をやっている管理人が
本記事で、以下をわかりやすく解説します。
【数学】χを求める方程式の基礎と考え方

 

⇩本記事を以下の方におススメです⇩


 

数学の方程式が
わからない

 

⇩本記事を読むと以下が わかります⇩

管理人T.surf

方程式の前に等式を理解しましょう
等式についても解説します。

方程式は等式の性質を利用して解いていきます。

 

 

方程式の基礎

そもそもの方程式の意味

例えば2χ+4=12という方程式があるとします。
この数式の意味は

  • 左辺である2χ+4の計算結果
  • 右辺である12

上記は同じ数値である
ということを意味しています。

 

なので、
12=12と言っているのと全く同じです。

 

 

方程式を解く目的

例えば以下の問題があるとします。

(1)以下の方程式を求めなさい

2χ+4=12

 

右辺である2χ+4 と 左辺である12は
同じ数値です。

なので、
この等式が成りたつχがあるはず

 

だから、
この式が成立するχを求めなさい。

と言ってるんですね。

 

方程式の求め方の概要

まず等式の性質を理解しましょう。

先ほど2χ+4=12は両辺が同じだと解説しました。

両辺が同じということは、
両辺ともに同じ数字であれば
何を掛けても足しても成りたつ
ということです。

 

例えば8=8では両辺ともに同じ数字でなので、
以下のように

両辺ともに同じ数字であれば、
足し算でも、掛け算を加えても
いくらでも成り立つわけです。

8/2+3-4=8/2+3-4

 

方程式を解くには、
等式のこの性質を利用します。

 

 

方程式の解き方

では、試しに例題である

2χ+4=12

を解いてみましょう。

先ほど等式は両辺ともに同じ数字であれば、
何を足しても掛けても成り立つと解説しました。

 

その性質を利用して両辺に-4を足してみましょう。

2χ+4-4=12-4

となりますね。

これにより、邪魔な+4が無くなり
2χ=8
となりました。

 

では次に両辺を2で割ってあげましょう。
÷2=8÷2
となりますよね。

これにより、邪魔なχの前の2が無くなり、
χ=4
となるわけです。

 

つまり方程式解くということは、

等式の持つ性質である、
両辺ともに同じ数字であれば
何を足しても掛けても成り立つ
という性質を利用して

χ=◯という形に持っていけばχの値がわかる
ということなのです。

 

これが方程式の基礎です。

 

 

方程式の解き方 実践

本記事で方程式の解き方が分かった方は
是非以下の記事で問題を解いてみてください。

 

以下の記事では大抵の応用も理解できると思います。

 

 

まとめ

  • 等式は左辺と右辺は同じ数値という性質がある
  • 方程式は上記の性質を利用してχの値を求める

 

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