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【番外編】子供の○○試験のテスト結果の正しい見方

本ブログの御訪問ありがとうございます。
機械設計をやっていますT.surfと言います。

 

機械設計をやっている管理人が
本ブログで数学や物理の原理原則を解説していますが、
今回は番外編です。


【番外編】
子供の○○試験のテスト結果の正しい見方

 

⇩本記事を読むと以下が わかります⇩

管理人T.surf

子供のテストの
点数だけを見ると
子供の勉強の
理解度を見誤ります。

子どものテスト結果
を見てどうするか?

について解説します。

 

 

子供の勉強の真の理解はテストでは理解不可能

算数(数学) 化学 物理のテストにおいて

はっきり言って子供の勉強の理解を
テストで把握するのは不可能です。

 

なぜなら 前回の記事で
作業勉強と原理原則勉強の2種類があると解説しました。

まずは以下の記事をお読みください


テストの成績がよくても

単なる作業をした結果論の可能性もあり
その場合、何も理解していない

ということになります。

言われたことだけをやっているだけですね。

 

テストで理解できることは、せいぜい

 

計算自体は
間違えてないな

 

というだけであり、

  • 原理原則を理解しているのか?
  • 単なる作業の結果なのか?

までは、判別は到底不可能です。

 

 

子供のテスト結果の正しい見方
(テストで高得点だった場合)

まずは、

  • 子供が原理原則を理解した上で
    正解が多かったのか
  • 単なる作業の結果 
    正解が多かったのか?

よくよく吟味する必要があります。

 

原理原則を理解した上で高得点を獲ったのであれば
問題ありません。

 

ですが、原理原則を理解せず単なる作業
によって高得点だったのであれば
手放しで喜んではいけません。

 

今後、勉強の難易度が上がると
おそらくついていけなくなります。

 

 

子供のテスト結果の正しい見方
(テストで低い点数だった場合)

テストの点数が
低いケース その1

テストの点数が低いケースで問題ない場合は

  • 原理原則を理解している
  • 原理原則を理解しようとしている

場合です。

 

この内

  • 原理原則を理解している

のであれば、テストで間違っている個所は
単なる勘違いケアレスミスです。

 

ですので、
いちいち目くじらを立てる必要は
まったくありません。

 

勉強を積み重ねていけば
勘違いケアレスミスは減っていくものです。

 

ただし、注意しなくてはいけないのは

  • 原理原則を理解しようとしている

場合です。

 

この場合 
自力で理解できるのであればいいのですが
そうでないならば、

だれか原理原則を教えてくれる人が必要です。

 

この存在の有無によって、今後の勉強の理解が
各段に違ってきてしまうでしょう。

 

 

テストの点数が
低いケース その2

原理原則を理解できずにいて、
かつテストの点数が悪い場合

この場合こそ
やまり、まずは原理原則を教えてあげる
ことが必要だと考えます。

 

様々なケースがありますが
この場合作業を教えても全く意味がありません。

 

作業では納得がいかない場合が
あるからです。

納得がいかないから、理解が進まずに
テストでいい点が取れないのです。

むしろ、現代ではこのような子が多いのだと思います。

 

子供が勉強を理解しようとしていない

ではなく

学校や塾、周りの大人が子供に
原理原則を教える教え方をしていない

ということに問題があると考えます。

 

 

決めつけをするのは一番ダメな大人の姿勢

子供を侮って

 

 

そこまで
深く考えてないよ

 

という決めつけです。

 

自分の子供の頃と比較してはいけません。
子供はあなたのコピーではないからです。

 

また

 

どうせ説明しても
わからないよ

 

これが一番良くないですね。

 

説明してもわからないのではなく
わかるような説明をする

ということが重要なんじゃないでしょうか?

 

ある子供が理解できる言葉を、
そのまま他の子供に説明しても通じません。

 

それは、
その子が劣っているのではなく感性が
ちがうのです。

 

子供一人ひとりが理解できる言葉で
説明することが大事なんじゃないでしょうか?

 

それができない学校教師や塾の講師であれば
お金を受け取っていいプロではありません。

 

 

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